アメリカに留学していた寺井さんが帰ってきました!!

昨年の5月にアメリカインディアナ州のインディアナ・パデユー大学に留学した寺井雅人さんが、1年間の留学期間を終えて、宮崎に戻ってきました。今回は寺井さんにアメリカや大学の印象、英検やTOEFL、日本の英語教育などについて聞いてみました。

以前の記事については下記のリンクをご覧ください。↓

http://www.travelmanjp.biz/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%B3%E8%8B%B1%E4%BC%9A%E8%A9%B1%E3%81%AE%E7%94%9F%E5%BE%92%E6%A7%98%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%80%80%E5%AF%BA%E4%BA%95/#.V8VSxZIkpMs

英会話キア(以下キア):そもそも寺井さんはなぜインディアナ・パデユー大学に行こうと思ったのですか?

寺井:私は宮崎大学に通っているのですが、宮崎大学ではアメリカへの留学を希望すると、シアトルのエバーグリーン州立大学かインディアナ州のインディアナ・パデュー大学を選ぶことができます。インディアナ・パデユー大学は3年前に宮崎大学と提携を始めて、まだ誰も留学した生徒がいなかったので自分が最初に行ってみようと思いました。

キア:確かインディアナ・パデユー大学はTOEFLなど合格の基準が高かったですね。

寺井:はい。私が留学を希望したときに自分の担当教授が厳しい方だったのですが、自分の英語レベルでは行くのは無理と言われて、それでなおさら発奮して頑張ろうと思いました。

キア:それで半年ほどキアでもTOEFLのレッスンを受けて、見事合格点を取られましたね。

寺井:はい

キア:インディアナ・パデユー大学はどんな大学でしたか?

寺井:言語学が専門のインディアナ大学と理工系のパデユー大学が合体した大学です。アポロ1号のアームストロング船長はこの大学の卒業生で、2010年にノーベル賞を受賞した根岸英一教授はこの大学で現在名誉教授を務めています。

キア:寺井さんはこの大学でどんな勉強をされたのですか?

寺井:10か月間留学していたのですが、最初の5か月は、フランス語やアメリカ文化などの一般教養的な授業を受けました。後半の5か月は大学院生のクラスに交じって言語学や社会学など、自分のやりたかった専門分野の勉強をしました。

キア:大学について印象に残っていることはありますか?

寺井:とにかく向こうの学生はよく勉強をするということです。自分は留学前にTOEFLを頑張って、120点満点中の80点を取っていったのですが、自分の周りは満点近くの留学生ばっかりだったので落ち込みました。それとアメリカ人や他の留学生に、何をしにアメリカに来たかを聞かれて、「語学」と答えたら、たったそれだけと言われてなおさら落ち込みました。他の留学生にとって英語ができるのは当たり前で、そこから自分の専門分野でいかに優秀になれるかの勉強をみな一生懸命やっていました。

キア:せっかく頑張ってTOEFLでいい点を取って行ったのにがっかりしますね。

寺井:はい。でもそんなこともすべて良い発奮材料になって頑張ることができたので、良かったと思います。

キア:インディアナ州の印象を聞かせてください。

寺井:インディアナ州はシカゴに隣接しているのですが、自動車レースなどが有名です。内陸の州で、街の感じが自分の地元の熊本に似ていました。ジェームス・ディーンやマイケル・ジャクソンの出身地でもあります。自分はジェームス・ディーンの大ファンなので、彼の記念館に行きたかったのですが、残念ながら行けませんでした。

キア:アメリカという国の印象はいかがでしたか?

寺井:よく言われていることですが、多様性にびっくりしました。自分の行っていた大学もいろんな国からいろんな人種の学生が来ていて、アメリカの多様性を受け入れる寛容さに感心しました。個性的なことが当たり前で、人間はみな違っていて当然みたいな個性に対する考え方が日本と大きく違うと思いました。

キア:ほかに印象に残っていることはありますか?

寺井:食べ物の量が多くて脂っこいので、確実に太ることです。自分は食べ物にも注意して、毎日5キロ走っていたのですが、それでも1年たって帰ってきたら、体脂肪率が二倍になっていました。

キア:そんなに太っているようには見えませんが。

寺井:そうですか。街を歩いていても、太っている人が多くて、インディアナ州の肥満率は35%だったのですが、これは日本の肥満率の7倍なんです。

キア:すごいですね。

寺井:友達になった生徒も夜中にピザとか食べていて、これは気をつけないと確実に太ると思いました。大学はスポーツ関係の設備がとても充実していて、みんな太りたくないのか一生懸命運動をしていました。

キア:この留学プログラムはおすすめですか?

寺井:はい。誰かに言われたのですが、観光旅行ではその国の良い面しか見れないけれど、留学をすると良い面も悪い面もすべて目にすることができると言われて、その通りだなと思いました。アメリカのいろんな面を見ることができて良かったと思います。

キア:これから留学しようとしている人に何かアドバイスがありますか?

寺井:前に言った通り、現地の学生や留学生はレベルが高くて、みんな一生懸命勉強しますから、よほど気合を入れていかないとついていけないと思います。

キア:わかりました。話は変わって、先日英検の1級を受けられて見事合格されましたが、出発前のTOEFLと比較して、英検の印象はいかがだったですか?

寺井:あくまで私の意見ですが、英検の1級はなんとなく無理やり文章を難しくしている印象があって、実用的な英語の試験としてはTOEFLの方がおすすめのような気がします。特にリスニングのテストはTOEFLのほうが良いと思います。

キア:寺井さんは宮崎大学で英語教育を取られているのですが、これからの日本の英語教育についての考えを聞かせて下さい。

寺井:日本の英語教育は未だに明治時代に始まった文法偏重の授業になっているのですが、もっと教材の中で世界の文化の違いとかそういったことを取り扱ってほしいと思います。

キア:留学を終えられて、かなり英語力がついたと思うのですが、ずばり英語の勉強にとって一番大切なことは何だと思われますか?

寺井:やっぱり恥ずかしがらずにどんどんネイティブスピーカーとコミュニケーションをとることですね。間違ったり、発音がおかしくて、馬鹿にされたり、笑われたりすることがありますけど、そんなことを恐れずにどんどん外に出て場数を踏むことだと思います。家の中で勉強ばかりしていても実用的な英語力はつかないと思います。

キア:わかりました。出発前の寺井さんの夢は英語の先生ということでしたが、帰国後はいかがですか?

寺井:今は大学院にも行きたいと思っているのですが、将来的には日本の英語教育のプログラムの作成に関われるようなそんな仕事がしたいと思います。

キア:わかりました。今日はどうもありがとうございました。これからも頑張って下さい。

寺井:どうもありがとうございました。

 

1年間の留学を終えられて、留学期間中はなかなか大変だったようですが、多くのことを吸収されて、また英語力も格段にアップして、実に有意義な留学だったようです。寺井さんのこれからのご活躍をお祈りしたいと思います。